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『そらとぶこぎん』第5号

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こぎん刺しの雑誌『そらとぶこぎん』第5号
2021年4月30日発売(年1回発行)。A5判カラー76頁


特集1は「前田セツ、という生き方」


こぎん刺しを国内外に広めた前田セツさん(1919〜1995)の生き様に迫った。

こぎん刺しの世界ではよく知られているセツさんだが、今回、前田家の全面的なご協力をいただき、活動の全貌をとらえることができた。

彼女の生き方は、今を生きる私たちに必要なメッセージであった。
津軽の風土とともにあり、時には自然災害をも受け止め、作品に託したセツさん。先人の思い、暮らしの知恵を伝承し、今も昔も変わることのない大切なものをつなごうとした。自分だけの手の中にある小さな手仕事が、遠く海外の人とも共鳴できることを身をもって伝えた。こぎんで世界の人々と手をつなぐことができる。それは、こぎん刺し、という平和活動とも言えるのではないだろうか。


特集2では、コロナ禍でこぎんを刺し続ける人・こぎんに携わる人たちの現状と思いを掲載。前号「三縞こぎん」特集の続報も!
連載等、今回も盛りだくさんでお届けしています。
ぜひぜひお手にとってご覧ください*


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◆目次
特集1 前田セツ、という生き方
 1、「こぎん刺しを一生の仕事に」
 2、昔のままのこぎん刺しを新しく
 3、ふるさと「岩木山」を題材に
 4、京呉服にこぎん刺しをデザイン
 5、“こぎん外交”で広がる輪
 6、農村の女性が働く場を創出
 7、前田セツさんと「漬け物」
 8、「母はスーパーウーマンだった」
 9、「セツさんは女性リーダーの草分け」
10、師の姿に、技法に学ぶ

特集2 コロナ禍の中で
・貴田洋子さん(現代津軽こぎん刺し作家・日展会友)
・工藤夕子さん(コギンザシスト、地元でこぎん教室主宰)
・佐藤陽子さん(私設展示館運営)
・成田貞治さん(弘前こぎん研究所 所長)
・山端家昌さん(グラフィックデザイナー)
・藤本真紀子さん(こぎん作家でこぎん刺し講師)

続報 三縞こぎん 新たに発見した5点と珍しい縞こぎん
こぎんNews2020 地元紙を中心に

連載 
あなたにとってこぎんとは?——棟方保子さん
石田家archives——東こぎん-2
私のたからもの——片山良子さん
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※5号の表紙はふる里・岩木山をこぎん刺しで表現したセツさんの作品。いまも昔も岩木山は、津軽人の心のよりどころとなっている。一緒に写っているのはこぎん刺しのクラッチバッグ。とある方がセツさんから贈られたものを、縁あっていただきました。版画は、前田セツこぎん研究会制作のこぎん刺しの解説(工藤哲彦さん作)。


『そらとぶこぎん』は、鈴木真枝編集長、小畑智恵さん、私の3人で執筆し、青森県弘前市の「津軽書房」が発行する年1回の雑誌です。


◆『そらとぶこぎん』の思い◆
先人のたいへんな努力があって、こぎん刺しは受け継がれています。趣味で楽しむ人、芸術を志す人、生業とする人、実に多くの人がこぎんに魅せられ、きょうもどこかで刺している。

これまでの足跡をたどりつつ、一人ひとりの物語を訪ね歩き、こぎん刺しの魅力を発信するのが雑誌『そらとぶこぎん』です。
 
こぎん刺しとともにある暮らしがずっと続きますように。私たちの願いを皆さんと共有することができたら幸いです。

そらとぶこぎん編集部
(創刊号巻頭「創刊のことば」より抜粋)
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そう、今日もどこかで誰かが刺してる。
kogin life is beautiful!
こぎん刺しがずっと続きますように。
それが私たちの願いです。


石田舞子


*「そらとぶこぎん公式サイト」はこちら↓
https://soratobukoginn.jimdofree.com

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