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『そらとぶこぎん』創刊号

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『そらとぶこぎん』創刊号
2017年4月25日発売。A5判、カラー44頁


記念すべき創刊号では、故・高橋寛子さん(1925〜2015)を特集しました。


昭和、平成とこぎん刺しの復興、発展に尽力した寛子さんですが、その活動は全くと言っていいほど知られていませんでした。寛子さんのご主人は、陶芸家でこぎん刺しの研究家でもあった故・高橋一智さんです。「伝統の姿を知るためにコギンをやっている」という一智さんは、古作こぎんをとことん研究しました。また、新たな図案を生み出し、それを寛子さんが刺す、という共同作業による作品が数多く遺されています。2019年には、弘前市の佐藤陽子さんが、寛子さんの遺作を図案に起こし、『津軽こぎん刺し図案集〜高橋寛子 天からのおくりもの』という本にまとめました。


◆目次
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特集 高橋寛子さんの遺したもの
・遺品は弘前市立博物館に
・受け継がれる遺品 ―佐藤陽子こぎん展示館
・生徒さんが語る寛子さんのこと
・開米満さんを訪ねて
・高橋一智氏とこぎん

連載 
首都圏こぎん事情
あなたにとってこぎんとは? ー角舘徳子さん
石田家archives ——西こぎん-1
私のたからもの ー鈴木真枝
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※表紙は「これからこぎんを刺し綴っていく」「物語を紡いでいく」という始まりを表現し、こぎん用の布の写真になっています。裏表紙は毎回、古作こぎんとなっており、誌面に図案が掲載されています。(雑誌に針や糸は付いておりません)



『そらとぶこぎん』は、鈴木真枝編集長、小畑智恵さん、私の3人で執筆し、青森県弘前市の「津軽書房」が発行する年1回の雑誌です。

編集長の鈴木さんは、新聞記者時代、様々な取材を経験する中、自らの題材として、ライフワークとして、こぎん刺しを調査・研究したいと思ったそうです。数少ない情報の中、高橋寛子さんを徹底的に調べ上げ、世に出した鈴木さんの記者魂に心打たれました。

今思えば、荒削りの部分もあった創刊号ですが、気迫に満ちた1冊となっています。永久保存版。



たくさんの方々のご協力があって、「そらとぶこぎん」は誕生しました。
雑誌を発行してくださることになった「津軽書房」さん、
印刷の「ぷりんてぃあ第二」さん、ありがとうございます。
ロゴデザインを二つ返事で引き受けてくれたのはkogin.netの山端家昌さんでした。「こぎん」の「ん」の文字は、針と糸で構成されているんですよ。

誰にも知られていない創刊号について、情報を拡散してくださったのは「津軽工房社」さんでした。私たちが訪ねて行ったとき、販売を即決してくださったのを今でも覚えています。

「そらとぶこぎん」の名称は、祖母(石田昭子)の古作こぎん展の名前からもらいました。

取材にご協力いただいた方々、流通・販売に携わる方々、
そして読者の皆さまに、改めまして、心より御礼申し上げます。


創刊号巻頭「創刊のことば」より抜粋
◆雑誌『そらとぶこぎん』の思い◆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先人のたいへんな努力があって、こぎん刺しは受け継がれています。趣味で楽しむ人、芸術を志す人、生業とする人、実に多くの人がこぎんに魅せられ、きょうもどこかで刺している。

これまでの足跡をたどりつつ、一人ひとりの物語を訪ね歩き、こぎん刺しの魅力を発信するのが雑誌『そらとぶこぎん』です。
 
こぎん刺しとともにある暮らしがずっと続きますように。私たちの願いを皆さんと共有することができたら幸いです。

そらとぶこぎん編集部
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

石田舞子
2021年4月

*「そらとぶこぎん公式サイト」はこちら↓
https://soratobukoginn.jimdofree.com

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